3月13日

Posted in Diary by mabuuchi on 3月 28th, 2008

syokotan.JPG 

 今から13年前の9月、私の仲良しが天使になりました。
亡くなる2日前・・彼は病院で3ヶ月の私のおなかを擦ってくれて
ものすごく優しい笑顔で手を握り・・・
彼は白血病でした。
お通夜・お葬式と彼の近くにいさせていただき、棺の彼と話していると
そこに9歳の彼の娘さんがやってきて、一緒に棺の彼を見ました。
「お父さん、かっこいいね。」

彼は私にたくさんのものを残してくれました。
貝あわせ・CD・メッセージ・・・

昨年の10月21日午前4時半頃
いつものように朝の支度をしながらTVをみていると
しょこたんの初めてのライブの模様が映っていました。
驚きました。
「父、中川勝彦の雨の動物園をこのホールで歌うことができて・・・」
しょこたんはあの日の9歳の女の子だったんだ。

その日から私は、きっと近いうちに彼女に逢えるだろうな・・と信じていました。
お父さんの勝ちゃんが時期がきたら逢わせてくれるだろうな・・ってね。

今日がその日でした。
天国に逝ってしまったあの人のあの瞳にまた逢えました。
しょこたんは勝ちゃんと同じ瞳、そしてあの頃のまま、天使のようでした。

私は「話してもよければお父さんの話をします・・」と尋ね
しょこたんは「父への反抗期は終わりました。どんなことでも聞きたいのです。」と。
たくさん話しました。勝ちゃんのこと。
そして、私が勝ちゃんから預かったものを渡しました。
勝ちゃんはきっといつかこの日がくるからと、私にいろいろなものを預けていったのだと思います。
渡したCDは勝ちゃんが大好きな宇宙・星・星座の音楽です。
生前「これすごくいいんだ、聞いてみて」ともらったもの。
今のしょこたんと同じ世界同じ気持ちでした。
親子の絆はかっこいいね。

「 見えないけれど  そこにいるから 」

ねっ、勝ちゃん。
あなたの娘は あなたと同じ瞳でした。
守っててよ。