みんなが呼んだ奇蹟
動くと人と人がつながる・・・といつも実感していますが
この何か月間は動くと奇蹟が起きると心と身体で実感しています
東京アートミュージアムは初日から驚くほどの人が集まってくださっています
7月7日はオーナーの伊藤さんからのご提案で
美術館前にて被災地の子どもたちに向けてのイベントがおこなわれました
地元成城天竜太鼓のみなさんが15基の太鼓を演奏してくださり
城南信用金庫の吉原理事長はご挨拶はもちろん荷物運びまで
日本漢字能力検定協会の高坂理事長は京都から奥様と駆けつけてくださいました
そして・・・被災地でも「泣かん」と決めてる私は
その瞬間に涙が溢れて困ったのは・・
秋野暢子お姉ちゃんが
私のことなど分かる筈もない東京のみなさんに
飛び入りでステージに上がりいっぱい話してくれた時です
話してくれている間に
被災地で1年3か月の間に出逢った子どもたちやおばちゃんの顔がいっぱい蘇り
背中を包んでくれている暢子さんの温かい手に初めてほっとしてしましました
夕方までの間
スタジアムの中は人に溢れあたたかい空気でいっぱいでした
耕一さん歌いました。城南バンドさんとのセッションも楽しかったです
その空気をさらに温かくしてくれたのは
この日最後のお客様
ラブサイケデリコの直樹さんでした
直樹さんは2010年の七夕に逢おうとして逢えなくて
なんと2年後の七夕の日に子どもたちの書の前で逢えちゃいました
一枚一枚に子どもたちの書に意味があるんだね・・と大切に書を見てくれました
一度も雨にあたることもなく
すべてが奇蹟だなぁ・・とあらためて人々の出逢いと優しさに感動・感謝の一日でした
被災地の子どもたちを今日もみんなが忘れない
2012年7月7日 七夕
矢野きよ実