3月13日
今から13年前の9月、私の仲良しが天使になりました。
亡くなる2日前・・彼は病院で3ヶ月の私のおなかを擦ってくれて
ものすごく優しい笑顔で手を握り・・・
彼は白血病でした。
お通夜・お葬式と彼の近くにいさせていただき、棺の彼と話していると
そこに9歳の彼の娘さんがやってきて、一緒に棺の彼を見ました。
「お父さん、かっこいいね。」
彼は私にたくさんのものを残してくれました。
貝あわせ・CD・メッセージ・・・
昨年の10月21日午前4時半頃
いつものように朝の支度をしながらTVをみていると
しょこたんの初めてのライブの模様が映っていました。
驚きました。
「父、中川勝彦の雨の動物園をこのホールで歌うことができて・・・」
しょこたんはあの日の9歳の女の子だったんだ。
その日から私は、きっと近いうちに彼女に逢えるだろうな・・と信じていました。
お父さんの勝ちゃんが時期がきたら逢わせてくれるだろうな・・ってね。
今日がその日でした。
天国に逝ってしまったあの人のあの瞳にまた逢えました。
しょこたんは勝ちゃんと同じ瞳、そしてあの頃のまま、天使のようでした。
私は「話してもよければお父さんの話をします・・」と尋ね
しょこたんは「父への反抗期は終わりました。どんなことでも聞きたいのです。」と。
たくさん話しました。勝ちゃんのこと。
そして、私が勝ちゃんから預かったものを渡しました。
勝ちゃんはきっといつかこの日がくるからと、私にいろいろなものを預けていったのだと思います。
渡したCDは勝ちゃんが大好きな宇宙・星・星座の音楽です。
生前「これすごくいいんだ、聞いてみて」ともらったもの。
今のしょこたんと同じ世界同じ気持ちでした。
親子の絆はかっこいいね。
「 見えないけれど そこにいるから 」
ねっ、勝ちゃん。
あなたの娘は あなたと同じ瞳でした。
守っててよ。