Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 5月 13th, 2010


※この場所が相応しいかどうかわかりませんが

これから共に人生を歩む家族として

中村耕一より みなさまに お詫びの言葉をこの場所に載せさせていただきました。





このたびは、大変ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ありませんでした。 
これまで応援してくださったファンのみなさま、長い間一緒にやってきた仲間たち、スタッフのみなさま、そして、今まで大きな力をくださったみなさまを裏切ってしまいました。心から申し訳ない気持ちで一杯です。
 
この2か月間、反省するとともに、さまざまなことを考えながら過ごしてきました。そんな中で、自分の人生にどのくらいの時間が残されているのか分かりませんが、許されるのであれば、最後まで音楽をやっていきたいと思うようになりました。ずっと音楽に携わってきた私には、ご迷惑を掛けたみなさまに、音楽で返していくことしかできないと思うようになりました。

しかし、言うまでもなく、私は大きな罪を犯してしまいました。

このことで、仲間やプロデューサー、スタッフの方々はもちろん、デビュ-からずっと支えてくれた事務所をはじめ、サポートしてくれたレコード会社、各地のイベント会社などの関連各社に甚大な迷惑と損失を与えてしまいました。さらに、私の軽はずみな行為により、仕事を辞めざるをえなくなった人たちも沢山出してしまいました。犯した罪自体も大きいのですが、これらのことに対する責任は限りなく大きなものと思っています。

30年続いているJAYWALKというバンドは、メンバーの一人であった自分で言うのも何ですが、いいバンドだと思います。そのバンドに泥を塗ってしまいました。

JAYWALKというバンドをこれ以上汚さないためにも、JAYWALKを愛してくださったみなさまのためにも、迷惑を掛けた多くのみなさまのためにも、いつの日かまた堂々と歌を歌うことができるようになるためにも、そして何よりも、一番傷ついてこれから先大きなリスクを背負っていかなければならなくなった家族のためにも、全ての罰を厳粛に受け止め、きちんと責任を取ってけじめをつけなければなりません(この話は、まだJAYWALKの仲間たちには話していないことです。こういう形で仲間より先にみなさまにお伝えするのは、仲間に対して非常に失礼・不義理なことだと思います。でも、こういう状況ですので、それを承知で正直に自分の気持ちをここに記しています)。 
私は、これから、しかるべき施設で、家族や周りの方たちの力を借りながら、自分自身をしっかり立ち直らせることから始めます。もう二度と今回のような犯罪を犯すことがないように、しっかりと努力することをお約束します。それが何年かかるかは分かりません。しかし、その上で、世間のみなさまが私を許してくださり、いつの日か音楽に戻れる日が来たときには、また、みなさまの力をお借りすることになると思います。そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。

このたびは、本当に申し訳ありませんでした。そして、本当にありがとうございました。

                         2010512

                             中村耕一