一生涯忘れることのない6歳の女の子の言葉

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 9月 7th, 2012

宮城県亘理郡山元町の小学校に行きました
6歳~10歳の子どもたちとの授業は
一生涯忘れられない授業になりました


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生まれて初めて筆を持ち 紙の前に立ち
「みんなの心の中にある言葉を書いてみようか・・・」
子どもたちはほんの数分白い紙を見つめました

そして
この日1000枚ほどの心の書が生まれました

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「花はぜったいさく」

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「みんなは一人のために一人はみんなのために」
「かなしいなみだはない。うれしいなみだだけがある」
「こころがまとまる」

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「がんばればいいいことがある」

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「一人じゃない」

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「幼稚園のお友達がたくさん死んじゃったの・・」と呟いた女の子は
「守る」と書き「みんなげんき」と書き
「おおきな みらい」と最後にかきました
6歳です
私はこんなにも悲しい顔をして小さな声で大きなつらさを呟いた
この女の子の顔を一生涯忘れはしません

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震災から1年6か月経ちました
こんなにも小さな心が戦っていることを
もう一度
どうかもう一度想っていきたいと思います・・・みんなで・・・

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2012・8・31
矢野きよ実