たまらない心・・・
嬉しかった・・どれほど嬉しかったか・・
初めての出逢いは震災から7か月経った陸前高田の体育館でした
子どもたちはみんなで今を生きていて
優しくて優しくて優しくて・・
「心の中に今あることを書こうね」と私が一言だけ言って書き始めました
「父」と大きな文字で書いた4年生のやすくんに
「りっぱな父ちゃんだね」と言うと
「うん、でも波で流された・・」と
言いました
20人程のクラスで1時間の授業で500枚の心の声を聞きました
それから私は今日までに6000枚の書を見てきました
一人一人の言葉にはすべて意味がありました
あの日、やすくんは「父」の書を私に預けてくれました
「父ちゃん亡くなったけどここに書いたらずっといるからみんなに見せて」と
やすくんの言葉から日本中をみんなの書が旅をしています
子どもたちの気持ちはみなさんのもとに届いています
やすくんもあきひとくんも
「震災で多くの人が亡くなったから命が大切と思って書きました」と
文部科学大臣に話したそうです
被災地の子どもたちの代表になりました
今日やすくんとあきひとくんに東京で逢えたことは
私がこの活動をしてきた神様からのご褒美のようでした
いつもやすくんたちは最後の最後まで手を振ります
私も「離れたくないよう・・」と心の底で叫びながら手を振ります
また何度でも逢わせてもらえますように・・
私たち頑張るからね・・
生まれてきてくれてほんとうにありがとう!
2012年9月24日