せつなさの向こうにあるもの

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 11月 5th, 2012

こんなにも大きな悲しみを抱えて生きている子どもたちの前に立ち
力の無い私は何ができるのだろう・・・
子供たちに逢うことができる嬉しさと、
できる限りをなんとかやりたいという気持ちでいっぱいでした

2011年3月11日
今日出逢った子どもたちは全員が津波にあいました
600軒あった家は599軒が流されました
子どもたちは家や人や車が流される瞬間を目の当たりにしたそうです

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書の授業の前に先生方は
先日、校舎とのお別れ会があったこともお話くださいました
子どもたちは校歌を歌い泣き崩れる子もいたと・・
逢えました
震災から今日まで強く優しく生きてくれている子どもたちに!

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本当に本当にかっこいい子どもたちに
素晴らしいですよ
子どもたちの生きる力は命は
そして心は

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この日の心の叫びは一千枚を超えました

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陸前高田の子どもたち
なぜこんなにも悲しみを背負わなければいけないのか
なぜ 津波を目の前で見なければいけないのか
今 子どもたちは「一言も贅沢を言わずただその日を頑張って生きています」

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陸前高田の子どもたちと何度逢ったかな
いつも優しくあたたかく迎え入れてもらって
私は心の底から感謝の気持ちと逢えた嬉しさで涙が溢れてとまらなくなります

生きることの大切さを
教わっています

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生まれてきてくれてほんとうにありがとうございます

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最後に「みんなが宮沢賢治の雨ニモマケズをおくってくれました」
忘れません・・みんなのあたたかで優しい心を・・

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逢いたいよ・・
2012年11月2日
矢野きよ実