これが本当のピンクリボンフェスティバル
2005年頃から私はピンクリボンの活動のお手伝いをしてきました
私にとって今年のピンクリボンは何よりの心の感動をもらいました
昨年私は肺腺癌の手術をしました
その病院で患者の私に看護師さんと先生は
ピンクリボンのイベントを自分たちで開催することを話してくれました
昨年は70人くらいの人がそのイベントに訪れ、私も客席にいました
そこにはご自身が二度の乳癌になり手術をされた看護師さんが司会をされていました
「来年はお手伝いさせてください」と約束をして
今年は、みなさんと同じティシャツを着てスタッフとして参加させていただきました
昨年の司会の看護師さんはスタッフではありませんでした
3度目の癌になり手術をして入院中でした
お手紙をいただき私はそれを紹介しました
みなさん泣いていました
会場にいらっしゃった肺がん末期の方も乳がんを手術したばかりの患者さんも
みなさんが勇気をもらったと泣いていました
偉い偉い先生方は荷物を運び、薬剤師さんは音響を担当し
司会をした先生の奥さんも乳がんでした
あまりにも優しくあたたかい、でも切ない命の現実の世界にいました
みんなが「一人じゃない」と伝えました
いつ病気になるかはわからない・・
でもみんながいる・・
これこそが、命を大切にしたいと願い、検診率を高める運動であると
心から思い感じました
みなさんも来年この会場に来てくださいね
2014・10・11
矢野きよ実