「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の高校生のお話…」その1〜7
始まりは6月
豊田東高校書道部”3人”と豊田北高校の書道部”5人”のみんなと私で
ラグビーワールドカップのステージで4m×6mの大きな大きな書を書こう!と
話がありました。
先ずは「みんなで一緒に頑張れる?」と確かめ合いました。
8人みんな「うん。」と頷きました。
なんと、墨をすったことがない子もいます。さぁ、始まり始まり。
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その2。
やる気になった子どもたち。
最初の授業は”文房四宝”ぶんぼうしほう。
書において欠かすことのできない四つの道具、「筆、墨、硯、紙」
さてと、なんと墨を磨ったことのない子もいて、硯で墨を磨ってもらいます。
斜めにしたり反対から磨ったり…(笑)
実は現在の学校での授業はプラスチックの硯に墨汁で書くそうです。
時間も少ないからかもしれませんが、淋しいことです。
日本でたった一人認められている鈴鹿墨伝統工芸師の伊藤亀堂さんの墨を磨り
その香りと空間に喜ぶ子どもたちを見ていて嬉しいです。
そして筆は三竹さんの豊橋筆です。
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その3
やる気になった高校生のみんなとどんな書を書くか。話し合います。
1週間考えてもらって、自分が書きたい言葉を提出してもらいます。
それを私が紡ぎました。
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その4
みんなで言葉を出し合って紡いだ書はこんな感じです(小さな見本です)
さぁ、次はこの書を8人と私で誰がどの言葉を書くかです。
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その5.
さぁ、誰がどの言葉を書くか…
先ずはすべての文字を書いてみます。
一生懸命です。
始まります…
できる限り、豊田に通いますよー
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その6.
練習して練習して、筆になれていきます
全員同じ書を練習して、自分の書きたい言葉を提出してもらって、
さぁ、決まりました。
「ラグビーワールドカップで4m×6mの大きな書に初めて挑戦する8人の
高校生のお話…」その7.
実際に4m×6mの紙の上に初めて乗ってみます。私が手を持って書いてみます。
「大きい〜」「これを自分たちで書くんだよ〜」