関市 武儀西小学校 書きましょ

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 10月 4th, 2020

1年生から6年生60名
1時間目から6時間目まで1800枚を超える書を書きました!
10 月2日関市武儀地区の小学校で
子どもたちに書の授業です。
岐阜県関市市政70周年記念行事の一環です。
関市武儀地区の2つの小学校120人の子どもたちと2日間書きます
なぜ関市、なぜ武儀地区なのか

今年も大変な豪雨被害が起きました
九州、特に熊本、下呂市、飛騨市、長野県たまらない災害を報道で観て
どうかどうかと祈るだけでした。
私は昨年、
がんばろう! つながろう!
関市 豪雨災害復興支援イベントをお手伝いして、
この番組でも名古屋から車でたった‪1時‬間程の近くで
大変な被害があったこと…
知っていますかとみなさんにお話ししました
岐阜県関市の津保川(つぼ川)など8つの水位が急上昇して、その結果、
津保川が氾濫して尊い命も失われて
多くの家屋、倉庫が被害にあい被災しました。
この地域の人々は、優しくてね、自分の家が被害に遭っているのに、
みんなを思いやりお互いに動いていく…話を聞くと胸を打たれます、
東北のみなさんによく似ています。
津保川は普段は、ものすごく穏やかでキラキラと美しい川、
どの川もそうですよね、それが豪雨で突然牙を剥くと、
一瞬にしてそこに住む人々の暮らしを奪います。
被災したみなさん、高齢者の方もそして子どもたちもいます
みなさん水害のニュースを見ると思い出し、
雨がひどくなると眠れなくなると言われます。
今回、その地域の子どもたちの心の裡を書できく授業をぜひ!と
仰せつかりました。
理由がもう一つ、二つの小学校のうちの一つの学校が閉校してしまうんです。
無敵プロジェクトのメンバー18人
朝5時集合、7時に関市到着、準備して授業が始まります。
1.2時間目は可愛い1.2年生
全員書道は初めて!
かわいかったぁー
学校とさよならするけどありがとう
雨がふる雨がやむ
武儀西小ありがとう
さようなら
だいすきとありがとうはいっぱい!
1.2年生600枚超えました

3.4時間目は3.4年生
みんながいるからここにいる
かならず会えるとしんじたらくる
たからものはかならず守る
強い弱いあかんけいない
病気なんてふっとばせ
ないてもいい
命は一番の宝物
あきらめるな
こわくない
ありは小さいけどやればなんでもできる

700枚超えました

5.6時間目は高学年の5.6年生
明日が待っている
ぜったい負けない
挑戦しないと変わらない
生きなきゃ意味なし
生きる道
ここにいる大切な学校
いつまでもいっしょに
大切なのはただひとつ
みんな大好き

先ずは60人の子どもたちの1800枚の心を見せてもらいました。
先生方は泣いていました。
こんなにも積極的にそして自分の言葉で書く力があって…
感動していますと。

墨は鈴鹿墨、伝統工芸師の伊藤亀堂さんが最高級の墨を12ℓ、
子どもたちのために持たせてくださいました。
筆は豊橋筆、三竹さんからです。

私などは1人ならば小さな力です。
でもたくさんなら大きくなります
無敵プロジェクト18人、
そして何より今回は関市役所で働く長瀬さんという、地域と子どもたちを想う
大きな優しさを持った一人の人の想いから繋がりました。
この人、いっつも地域を想って動きまくってる。その背中を見せてもらって
縁あって出逢った人と
繋がった場所、地域、
尊い時間を大切に過ごしたいと思います。
撮影、佐々木良典,マブーチ
無敵プロジェクトメンバー19名