せんせい&娘書道展

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 10月 14th, 2020

今日から始まります。
何より、今回は一人ではなく
私が41年も一緒にいる師匠、先生とです。

私の師匠は世界一の女流書家でね
玄玄書作院の会長や役職もたくさんですが、
私は41年前に出逢ってずっと私の先生で…
そうしたら師匠にこう言われたの
長く人生生きてるけど
きよ実ちゃんとずっとこうして楽しく一緒にいる
なかなかこんなふうにいられるのってないわよね……って

17歳の時、父から「綺麗な先生の書道教室に一緒に行こう」と誘われ
別々に暮らしていた父との週に1回の大切な時間でした
1年後、父が亡くなり先生に挨拶に伺うと
「書きなさい。今、心にあるその想いを書きなさい。」と
一本の筆をくださいました。
「書けません淋しすぎて…」と呟くと「いいじゃないそれで…」
私は「淋」を書いて書いて何百枚も書きました。
ある日「愛知県美術館に展示してあるから観てきなさいと」言われ
「淋」の前に一人で立っていると
ちょうど審査中らしく、偉い先生方が「こりゃだめだ、淋しすぎるな」と
叫ばれました。
私にとってはこの上ない褒め言葉でした。
「だって淋しいんだもん…」

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17歳の時、大平玲華先生と出逢うことができ、
自分の心の裡(うち)を書で表現できるようになりました。
きっと一生、先生のようには書けないけれど
一緒に大好きな書をかく空間にいられる幸せは、
どうか、ずっとずっと続きますように…
41年間大好きな師匠の近代詩を見てきた弟子と母のような師匠の書を
ぜひ観に来てください

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10月14日(水)〜19日(月)
丸善・名古屋本店6階ギャラリー
名古屋市中区栄3丁目8番14号