「モリコロと学ぼうAEDの使い方」

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 3月 29th, 2025

「モリコロと学ぼうAEDの使い方」
愛・地球博から20年、今年はたくさんのイベントが行われます。
今日は愛・地球博記念公園で
たくさんのみなさんとAEDを学びました!
中村総長も一緒に!

AEDを学ぶ前に
どうしてこの愛・地球博の会場で
行われるのかなぁ〜です。
実はAEDは愛・地球博から日本中に発信されたと言っても
過言ではないんですねー。
今から20年前の2月17日
セントレアの開港がありその前の内覧会でね
現在愛知医大の名誉教授野口先生がコラァ〜と机を叩いたんです。
これから世界121ヵ国の人々がやってきて
国際博覧会が行われるのにAEDが無いとは何事ぞー!ってね。
そして
その愛知医大の名誉教授野口先生がどですかに走ってきた。
救急救命士の小澤さんと。
あなたが広めなさい!
その時、実は私はAEDを詳しく知りませんでした。
プロデューサーもみんなもね。

そして愛・地球博の
2005年3/25〜9/25の185日間
5人のうち4人の方の命を救いました
命を救った救急救命士の皆さんやお医者さまのチームが
今日も会場に集まってくれたのです!すごい〜
北川先生、津田先生、井上先生
救急救命士の小澤さん、山本さん、
水野さん、西村さん…
素晴らしい先生方が指導をしてくださっている姿に感動です。

AEDは
愛・地球博の一年前2004年の7月から
救急救命士の方以外でも
私たち一般の市民みんなが使うことができるようになりました。

どうしてか
突然の心肺停止になる人は9万人といわれています
心臓が止まってしまうと救命は時間との戦いになります。
1分遅れるごとに救命率は10%下がるんです。
救急隊の到着を待つだけだと7%しか助からない、
その間に心臓マッサージをすれば15%に上がる、
AEDを使用すれば54%に上がるんです!
埼玉では6年生の女の子あすかちゃんが
保健室にAEDがあったのに先生方は使えず尊い命は天国に…
お母さんは看護師さんでね
あすかちゃんが病院について涙を流したと……そしてお母さんは
AEDの普及に動いています。

救急車が到着するまでに約7分〜8分、
1分ごと数秒ごとに命が危なくなるのです。
命のリレーの10分間………

愛・地球博で4人助かった中の
6月に倒れた牛田さんという男性、
その時救ったのは医大生
怖くて…一度通り過ぎてまた戻ってきたんです。
牛田さんは9月にご家族で
また愛・地球博に来ることができました!
10年経った時にも再会されましたね。

心臓マッサージ、胸骨圧迫は大切!
一分間に100回〜120回

愛・地球博が終わってから
中村総長も野口教授も
みんなで何度も何度も講習会をしました。
忙しい先生方ほど
何度も何度も
頭が下がりました
消防のみなさんも!
命のリレー、救急救命士になった方の中で、
ご家族が心肺停止で亡くなられたお話も実はよく聞きました。

小学生のみんなとAEDを学んだ時
「どうして私は知っているのに
みんなは知らないの……」
この言葉は今も私の心に響いています。

命のリレーを
今日はたくさんのみんなで学びました!

東海学園大学教育学部教育学科教授 石田妙美先生と
東海学園大学のみなさん!
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。