日陸前高田にて
動くとつながる・・・
つながることのできた陸前高田の先生やみんなに
今日また逢えました
3月31日に南三陸を訪れてから一か月半ぶりの被災地は
津波の後に緑の葉が生え一年前からなんら変わることのない空気がそこに流れていました
校長先生はいつも話してくださいます
「陸前高田は未だ復興のスタートラインにも立てていません
瓦礫が町から無くなり
仮設住宅にいるみなさんがそれぞれの自分の家に戻り
生活と居場所ができることその時がスタートです」
その言葉を聞き、心から復興の難しさと
同じ日本に生まれた私たちが今何やるべきかを心の底から思い考えました
中学校2年生27人のみんなと書の授業をしました
今の私はたまらない気持ちでいっぱいです
できることならば明日にでも逢いたい・・・
子どもたちは心の底から戦っていました
小6の卒業した春に震災を経験し、この春 中学2年になり
思春期の子どもたちの心は果てしなくつらく抱えているものがいっぱいです
この震災の現実と、そしてこれからの未来に
未来を明るくするために私たちは何ができるのでしょうか
今、私ができることは
何もできない小さな力しかない自分たちが
その場所を、そこに生きるみんなを想い絶対に忘れないこと
これしかできません
この言葉を読みに来てくださったみなさんへ
一緒に被災地に行きませんか
私には書の活動しかできませんが
近くに寄り添い一緒の時を過ごして信頼を築きそこから何かをスタートできるように
行かなきゃ・・・そのために自分のやるべきことをやって
それから行かなきゃ
同じ時代に生まれ、今この時間を不安でいっぱいになっているのに
家族やまわりに心配かけてはいけないと
辛い心でいっぱいになっている中学生のみんなが
どうかどうか
いっぱいのほっとできる時間が持てますように
2012年5月28日
陸前高田 米崎中学校2年生 27名
このクラスのたくさんの子どもたちが
親を津波で流され 家を流出されていました
「未来」と書く子どもたちの心の叫びはどこに届けばよいのでしょうか