「 夜明けが むかえられるように 」

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 2月 28th, 2020

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「 夜明けが むかえられるように 」
新型コロナウィルス……
私も今週のイベントが数本無くなりましたが……
例えば全てのイベントもコンサートも卒業式も……
表舞台に立つ人がいればそれを運営する人々もいて
誰が悪いわけでもなく、
そして、この日しか、この時期にしか逢えない子どもたちもいるのに…
仕方ないけれど、今回ばかりは、泣けちゃいます。

明日は本当は、
児童養護施設の子どもたちのもとへ
行く約束でした。
2歳から18歳虐待などの理由で
親と暮らせない子どもたちが
どの施設も50人ほどいます。
この春、施設を出なければならない
子どもたちが、心の裡(うち)を書で書きたいとの望みから
紙と筆と墨を持って無敵プロジェクト15人で行く予定でした。
そこにはK1の世界チャンピオンもいてね、
みんなで「施設を出ても外には味方もいるんだよ」って
直接伝えるはずでした。

高校卒業後、身寄りの無い子どもたちは、寮がある就職先に入ります。
でも、生き方を教わっていない子どもたちには
辛く苦しい日々になることも少なくはなく、
施設にSOSもできず…
選んではいけない悲しい選択をする事もあります。

近所の人の「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」……その一言が
そんな一言が…命を繋ぐ魔法の言葉になります。
みんなで一緒に味方になってやってください。
「卒業おめでとう、心からおめでとう!また逢えますように…どうか。」