みんなの祭り無礼講~石巻篇~
なんと一万人を超えるみなさんが来場!
一万人のみなさんと一緒に過ごせた10月10日
会場中に あたたかい涙と笑いがいっぱい溢れました
泉谷さんはその日 京都から東京から宮城県へと、ありえないスケジュールで会場入り
そもそも「石巻の人に音楽と飲んで食べて一日喜んでもらおうや」と
嘉門さんの一言から始まったこの祭りは
本当にその言葉通りになった。
当日の朝
次々と出演者・スタッフが集まり
みんながそれぞれの持ち場で次から次へと準備が進んでいく
名古屋から100人・東京から50人・現地から50人
CSCの立畑さん山口君・美雪ちゃんたこちゃんサウンドインオアシス村田さん・・・
4tトラック3台、10tトラック、2t・・500脚の椅子は稲沢東高等学校から
来ることができない人々の想いも果てしなく届いた。
イベンターもプロモーターもいない
みんながそれぞれにできることをやって動いていく
同じ方向に向うことの力強さと
みんなで作り上げることの力強さを心から感じた
会場の外には長い長い行列ができた
始まる前、嘉門さんと会場を歩きながら
「みんながすごいなぁ」と今日のこの一日を祈る
会場一時間前、泉谷さんが会場入りした時は本当に嬉しかった
みんなの祭りは「泉谷しげると嘉門達夫」がいなければ始まらない
そこにたくさんの仲間が集まる。
清水国明さんはバスをチャーターして 河口湖から東京経由で石巻入り
清水さんはあたたかい
ステージに立って笑っているだけで優しい気持ちになる
清水さんの歌にみんなが泣いた
チェンソーでヒノキを削りふくろうを作った被災地に幸せが来るようにと・・
王理恵さん・鈴木一泰さん・絵本作家の宇都木さん、はち丸も!
物資もたくさん届いた
名古屋のソウルやさんから餅スープ500食とキムチ200kg
ビアンカさんから秋冬物2000着
愛子さんから餅300個
村竹さんのお友達から卵200個
白だし300本・トイレットペーパー
東京から焼肉・ホルモン・青い鳥プロジェクトさん・・・
そして、被災地からも香積寺さん・がんべさん・お友達のみなさん
ラジオ石巻佐々木さん・今野さん・高橋ちゃん・後藤さん・武山ちゃん・・・
たくさんのみなさんがたくさんのみなさんとつながった一日
震災後「自ら出来ることで動く!」と教えてくれたのは泉谷さんでした。
そして「歌はまだこらえる時や・・なにかせんとな」と泉谷さんと動きだした嘉門さん
親の背中を見て子は動く・・
私たちの前を歩いてくれる二人の背中を見ながらの祭りでした。
雄勝中学校の30人のみなさんによる太鼓の演奏に
石巻のみなさんも私たちもみんなが勇気をもらいました。
泉谷チームから4台、名古屋チームから4台
名古屋のみなさんの無敵のチャリティで集まったお金で贈った太鼓は
素晴らしい音でした!校長先生も大人たちもみんなが涙しました。
「名古屋のみなさんありがとうございました!」と
子供たちからのメッセージいただきましたよ。
・・でも、流された太鼓は20台・・あと12台が今はタイヤの太鼓・・です。
嘉門さんと住吉中・石巻中のブラスバンドのみなさんの演奏は
心に響きあたたかかったです。
先生も子供たちもほんとうにかっこよかった!
そして、何より祭りの準備を続けてくれた裏方のみなさんに心から感謝です。
人の力は本当に素晴らしいです
「動けばつながる」
つながることは次が生まれる・・あたたかくなれる
次の日この模様をNHKの村竹アナウンサーがオンエアしてくださいました
村竹さんも3日前から被災地に入り仮説住宅をまわり当日はタイムキープをしながら
VTRをまわす・・・まさに、できることをやる。
名古屋では、震災の報道がどんどん少なくなっています
被災地のみなさんはものすごく頑張っています
今、頑張らなくちゃいけないのは、私たちですね。
でも、それぞれに仕事や生活もある
私も同じです、ひと月に一度くらいしか被災地には向えません。
小さな点にしかならないことが歯がゆいですが・・・
でも、たくさんのみなさんとつながります。
そして、被災地の復興が本当に進んでいない現状を目の当たりにしています
もっともっとこのことを伝えることができる場所があればいいのですが
名古屋にはありません。
それでも、この名古屋で被災地のことを「忘れていない」たくさんのみなさんがいる
そのみなさんとタッグを組んで
小さな力ですが、できることを見つけながら動いていきたいと思います。
一緒に歩きましょうね。
みんなの祭り無礼講~石巻篇~は来年も体育の日にやるぞ!って
泉谷さんが叫んでしまいました(笑)
その前に、名古屋のみんなの祭り無礼講・・来年もあるかな(笑)
お祭りに賛同してくださったみなさん!ほんとうにお疲れ様でした。
また次も一緒にお願いします。
心から・・・被災地の復興を願って・・・
矢野きよ実