矢野きよ実 PROFILE (パーソナリティ―・書道家)
名古屋市大須生まれ。15歳でファッションモデルとして芸能界デビュー。その後テレビやラジオなど活躍の場を広げ、名古屋弁による軽快なトークが話題に。
17歳から始めた書で表現する独特の世界観が注目を集め、2005年から松坂屋名古屋店で開催する書道展は連日大盛況となる。2013年で9回目。愛知県美術館へは今年で39年出品を続けている。
書道家として霄花(しょうか)の雅号を持ち、これまで数多くの賞を受賞。
愛知県警、KIRINビールやANA、ドキュメンタリー番組タイトル「つちおと」、イベントタイトル「愛について歌おう」「希望と太陽のロックフェス2013」など数多くの題字を担当。2016年にはクロレッツのCMに出演、前代未聞、構成作家の倉本美津留さんと人工知能AIのWeb上での戦い。矢野を演出した倉本さんの勝利が発表される。アーティストのCD題字にも、小林幸子「蛍前線」、嘉門達夫「希望のマーチ」、さくら学院「顔笑れ!!」、三宅伸治「夢の歌」、石田長生「Ishiyan」など、多数書を提供している。
ニュースの職人鳥越俊太郎さんや、ハリウッド俳優クリントイーストウッドさんをはじめ、アーティスト達の間で「無敵バッジ」が本人も驚くほどの広がりを見せている。2016年公開映画「はなちゃんのみそ汁」では作品の随所に「無敵」の書が登場。「無敵」が繋ぐ人と人の不思議な優しい縁に本人もまわりも感動している。
髭の殿下寬仁親王が、ご自身で大居間外壁に矢野きよ実の書「生きている生きてやる生きたい君のために」を飾られ力にされていた。
現在、医療・災害、教育現場、福祉、さまざまな分野からの講演依頼に「生きること」「命の大切さ」を伝えている。
●愛・地球博の総合司会、COP10広報アドバイザー、開府400年記念事業「夢なごや400」実行委員などを務める。
●幼児虐待のためのシェルター「パオ」を積極的に応援。地元では協議委員を務め防犯活動に貢献。
●24年度冬季国体PRサポーター。
●「ピンクリボン名古屋」応援アドバイザー。
●特定非営利活動法人 愛知万博記念災害・救急医療研究会理事。
●玄玄書作院常任理事
●2017年~名古屋 観光文化交流特命大使に任命される
●横山美術館 広報大使
●ラグビーワールドカップ2019 開催都市特別サポーター
●名古屋小児がん基金 特別顧問
●第20回アジア競技大会2026愛知・名古屋スローガン・エンブレム選定委員会選定委員
被災地支援(無敵プロジェクト)私たちにできることは「忘れないこと・想うこと」
2011年3月11日の震災直後から日本赤十字愛知県代表として視察のため医師団と被災地に入る。壊滅的な被害を受けた日本の硯シェア90%を誇る硯のまち宮城県石巻市雄勝の地に立ち、その際ガレキの中から出てきた傷だらけの硯と出逢う。
名古屋から1800キロ、宮城・岩手・福島の被災地の子どもたちの「心の声」を聞く「書」の授業を行う。「忘れないで」と子どもたちから預かった書を全国で展示する活動は現在70会場になる。被災地の報道が少なくなった今も被災地の子供たちの「心」を多くの人々に伝える講演を積極的に行う。日本赤十字社名誉総裁の秋篠宮妃殿下式典後に講演。
NHKヒューマンドキュメンタリー「書は心を開く」がオンエアーされ反響を呼ぶ。
音楽仲間たちともいち早く被災地支援に立ち上がり、現在も継続的にチャリティー活動を進める。
2013年7月に肺腺癌と診断され手術を受ける。現在、講演、パーソナリティー、被災地支援活動を精力的に行う。