嬉しいのです! 陸前高田に祭りで行きますよ~!

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 29th, 2014

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 やっと「みんなの祭り無礼講」で陸前高田に行くことが決まりました!
嬉しい。ものすごく嬉しいのです。
みんなに逢えるのです。みんなで行けるのです!
総勢170名!待っててねー!
続々と参加者・支援・お菓子・・・集まっています
嬉しいのです!
矢野きよ実



福島のみなさんの心の裡(うち)の切なさを聞いて・・・

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 28th, 2014

原発と津波
家に帰りたくとも帰れない福島のみなさんは日本中に避難されています
青森に避難しているみなさんと心の書をかきました
今回も青森の鹿内市長と教育委員会のみなさんが
講演会と書きましょを計画してくださいました

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南相馬・浪江町・双葉・磐城・・・大切な町から何箇所も避難移動して
今は青森に住んでいるみなさん
3年4ヶ月経った今でもそこには、初めて吐きだした心の辛さや悔しさがありました
「復興」の文字はそこにはありませんでした

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「あの日、2011年3月11日までは家族みんなで暮らしたのよ・・」
「あの日に戻りたい・・・」
「3年経っても誰にも会いたくなかったの・・」
「悔しい・・」
「帰りたくても、あの場所で子どもたちを育てるわけにいかないでしょ・・」
「子どもがいるからがんばれる」
「今しか生きられない・・・」
「酸素が大切・・」

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涙がいっぱい溢れました
この涙をどうか受けとめて・・・

青森の鹿内市長は、この想いを南相馬の市長にも見せてくださいます
更にはねぶたに飾られ東北六魂祭などにも行きます
みなさんの気持ちが日本中に届きますように
私も動きますよー
2014年7月28日



青森に避難している福島のみなさんと書きましょ&講演会

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 22nd, 2014





全国に届け!被災地のみんなの心の音!


福島のみなさんの心の音が“ねぶた”になり
東北六魂祭の会場に・・

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青森に避難している福島のみなさんと書きましょをしました
その時のみなさんの心の音が青森のねぶたに貼付されました!
すごいです!

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2014年の六魂祭は山形の会場です

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福島のみんなが書いた心の音がねぶたに貼られました

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こちらは2013年の六魂祭の会場にて

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福島のみなさんの気持ちが全国に届きますように・・
青森市長 ありがとうございます
これからもお願いします!

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復興はまだまだです・・みんなで繋がっていきたいです
青森市長と繋いでくれた久本ちゃん!ありがとねー!



7月12日(土)「いのちのうた」私もそこにいる奇蹟

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 14th, 2014

2012年ベストセラーになり多くの人に読まれている「はなちゃんのみそ汁」
ちえさんがは結婚直前の25歳の時、乳癌の手術を受けました。
抗がん剤の副作用で諦めていたのに奇蹟的にも妊娠。出産で再発リスクが高まるため
「命がけで産んだ」のが一人娘のはなちゃんです。ちえさんは はなちゃんが5歳の時
2008年7月11日に天国に旅立ちました。
千恵さんは全身転移が発覚後はなちゃん5歳の誕生日に約束をします。
「毎朝、自分でみそ汁をつくること」
遺していく娘が、一人でも生きていけるように・・
「ご飯を作ることは生きることと直結しているから・・健康で生きるカが身についていれば将来どこに行っても何をしても生きていける」と。

私は千恵さんにお逢いしたことはありません。でも今年の7回忌の
「いのちのうた」のステージにいました
それは、がんと闘うちえさんに三宅伸ちゃんが
「清志郎さんと僕がつけている無敵バッチです」と手渡され
いつも千恵さんが付けられていた・・そんな奇蹟から・・

私は昨年、ご主人の信吾さんから「ぜひ無敵を書きに来てください」と
電話をいただきました繋いでくれたのも伸ちゃんでした
でも私は昨年、肺腺癌になり「いのちのうた」の日には病院のベッドにいました

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ちえさんのご主人安武さんの大きな大きな「愛」でみんながつながります

そんな私が今年は、はなちゃんが歌う横で「無敵」を書くことができたんです

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一生懸命書きました
「敵はいないからね・・自分にまけないように・・・」と心から想って
ちえさんには逢えなかったけれど
はなちゃんと信吾さんからいっぱいのちえさんを感じました

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不思議な時間でした  ちえさん、無敵を書かせてくださってありがとう

そしてたくさんのみなさんとの出逢いもありました
千恵さんが病院で旅立つ時にお友達の方が「いのち」という曲を流されました
古木涼子さんというローマ在住のシスターです
シスターはローマからお越しになり「いのち」を歌われました

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シスターの「いのち」の歌はあたたかく優しく涙が溢れました
私はその横で「生まれてきてくれたあなたの命 みんなで守るよ あの輝く母の星とともに」と書かせていただきました

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いのちのうたは千恵さんが亡くなる前に仲良しのhanautaの小山良子さんと歌ったコンサートです、毎年信吾さんが開催され7回忌の今年は良子さんとはなちゃんがステージで歌いました。感動でした。ちえさんのかわりにはなちゃんが歌う・・・
ちえさんは見ていたでしょうね・・
はなちゃんは美しかったです

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最後は伸ちゃんの“たたえる歌”をみんなで歌いました
はなちゃんはピアノを、安武さんはサックスを!

ちえさんが繋いでくださったこの尊い出逢いを
そして生きる力を私は胸に刻み一日一日を生きていきたいと誓いました
信吾さん、ちえさん、はなちゃんありがとうございます
2014・7・12 矢野きよ実

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モッズのDr梶原さん・渡辺さん・プードゥラウンジのマスター…古木シスターに早く逢いたいです



天国の明日香ちゃんからのメッセージ・・・

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 6th, 2014

2012年9月体育の授業中に小学校6年生の桐田明日香ちゃんは倒れました
保健室に運ばれ11分後に救急救命士の方が到着した時には明日香ちゃんの心臓は止まっていました。病院に運ばれお母さんは明日香ちゃんに語りかけました
明日香ちゃんは涙をこぼし返事をして天国に旅立ちました
小学校の保健室にはAEDが置いてありました
でも誰もそのAEDをつかいませんでした

私たち市民がAEDを使えるようになってから今年の7月に10年目になります
それまでは救急救命士・医療従事者の方しか使えませんでした
この地方では2005年の愛知万博で5人のうち4人の方がAEDで救われました

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  AEDを日本に広めた偉大なる野口教授   河村市長はいつも子どもたちの話をしてくださいます

AEDは日本中で見かけるようになりました。でも使い方を知らない人・使うことが怖い人がたくさんいます。大切な人の命を間違って使ったら・・
そう思うのは当たり前です
でもAEDは「今ここで倒れた人に電気ショックを与えたほうがいいかどうかを教えてくれる診断機能のある機械でもあります。だからもしもの時は救急車を呼び直ぐに胸骨圧迫マッサージを行いそしてAEDが来たら迷わず使う。」救急車が到着するまでの数分間で目の前の命が救われます。
それは1秒でも早い命のリレーで救われます

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会場ではAEDの講習も行われました。胸骨圧迫は力がいります

私たちの国、日本は2011年の3月11日に東日本大震災が起き原発が起き大切な命が失われました。
私はその被災地にいた子どもたちの心の叫びを今も聞いています
「命」「生きる」「100年行きたい」「生きてやる」
「そんなもののために生まれたんじゃない」
子どもたちは生きることの大切さを心の底からわかっています

そんな子どもたちに小学校の教育から心肺蘇生法を学ぼうというフォーラムが開かれました。その会場には尊い命を亡くした明日香ちゃんのお母さん、万博会場で助かった牛田さん、そして多くの医療従事者のみなさん、減らせ突然死の代表石見先生・田中先生、そして前埼玉教育長、なにより名古屋市の下田教育長も来てくださいました
「命を救うのに年齢制限はない」

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明日香ちゃんのお母さんは明日香ちゃんへの想いと子どもたちの大切な命について話してくださいました
そして埼玉教育委員会の前桐淵教育長とASUKAモデルという素晴らしいテキストを作りました

この日みんなで
大人になって教えなくともこれからの小学校で心肺蘇生法教育を取り入れれば
日本中の人々がAEDをあたりまえに使えるようになる
命のリレーがあたりまえにできる日本をさっさと作りたい・・・

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子どもたちもみんなで心肺蘇生法を学びました

7歳の女の子が手を挙げて
「私だけがAEDを知ってるの・・どうして学校でお友達に教えてくれないの」
と話してくれました。みんなが胸を詰まらせました

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今年の4月に地下鉄の高岳駅で倒れた60歳の男性を高校1年の優華ちゃんが他の3名の方とAEDを使って命を救ってくれました
そしてみんなの前に出てきてその時の様子を語ってくれました
みんなの前で高校1年の女の子が話す勇気に感謝です
「怖かったです、私がAEDの釦を押しました、怖かったです、でも小学校の時お母さんとAEDの講習に行っていたので、できました」と語ってくれました

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優華ちゃんは一生懸命みなさんに語ってくれました  女医会のトップ優しい津田先生と優華ちゃんです

「命を救うことに年齢制限はない」
私たち大人が子どもたちに今できることを少しづつ無理なく見せていきたい

2014・7・5
特定営利法人非営利活動法人 愛知万博記念災害・救急医療研究会理事
矢野きよ実