3月23日
陸前高田市奇跡の一本松後継樹記念植樹式典が行われました
そうです陸前高田のみんなの希望のシンボル一本松の後継樹が
東山動植物園に植樹されたんです
一本松は平成24年に枯死が確認されて、でもね奇跡の一本松の、
子孫を後世に遺そうと一本松の上部から採取した枝を接木(つぎき)によって
後継樹を育てたの
それがここに植樹されたんですねー
すごいね、陸前高田は
白砂青松として名高かった高田松原の7万本の松が津波で流されました
でもその中で唯に一耐えた頑張った
松が奇跡の一本松です
私も2011年から陸前高田に書の授業に行っていますが
子どもたちはみんなみんな
一本松とかきます。
一本松が頑張ったから自分も頑張る
勇気をもらった、すごいんだと
子どもたちや市民のみなさんだけでなく国内外、
みんなが復興のシンボルとしてしたしんできましたね。
そしてね、
一本松後継樹記念プレートと
記念オブジェの除幕も行われました。
本物の20分の1のモニュメント
プレートはARの技術を用いて
27メートルある奇跡の一本松を体感できる仕掛けがあります!
そしてプレートには名古屋市と陸前高田市が
友好都市協定を結んで交流を深めてきたことも書かれています
この場所を今後陸前高田へ想いを馳せていただく場所
“きずなの広場”として活用していくとのことです。
そしてー
名古屋市は3月23日を
絆の日と定めました
これからも交流を深める事業や
震災の記憶を語り継ぐ事業などを
行っていきたい!ずっと繋がっていきたいとね。
そしてこの広場も”きずなの広場”という名前がつきました。
ここにきて陸前高田に想いを馳せてください。
私も一人でもみんなでも
また、いつか陸前高田で出逢ったみなさんと来たいです
一昨日から手紙やメッセージが届きます。岩手、宮城、福島……
震災直後に初めて逢ったラジオ石巻の武山ちゃん、陸前高田の校長先生、
陸前高田の子どもたち、お母さん方、硯の町雄勝のみなさん…
福島、宮城、岩手10年間で出逢った方々の顔が浮かばなかった日は
一日もなかった。
昨日、被災地を離れ神奈川県で暮らしている武山ちゃんは
「あの日、あの時に起こったことを
すっかり忘れたような身振りでいることが
自分の心を守っていくために必要でした。」と話してくれました。
2011年4月11日に300人の方が亡くなった石巻市雄勝の遺体捜査をしている中に
土台だけになった自分の家の前にポツンと立っている武山ちゃんと逢った。
「何も無くなっちゃった…」
そこは日本の硯シェア90%硯の町でそこで武山ちゃんと
硯を見つけて役場に走った。
それから文科省、教育委員会から子どもたちの心のケアの要請を受けて
授業がはじまることになった。
陸前高田の子どもたちの叫び、
福島の子どもたちの叫び
宮城の山元町の子どもたちの叫び
そして先生方、大人のみなさんからの涙の叫び……
何万枚の叫びを聞き預かりました。
まいにち手を合わせ
「どうかみなさんが今日も一日いい日でありますように…」
自分に大きな力があったらな…
無力な自分にいつも思うことでした。
3年経った時、私が肺腺癌になり
被災地の子どもたちやみなさんにも伝わってしまい…
たくさんの無敵の書と手紙が届きました。
母ちゃん父ちゃん家族を亡くした子どもたちがリンゴ農園に行って
不揃いのリンゴを送ってくれて
「先生、生きてけれ、死なんでけれ陸前高田のりんご食べて生きてけれ…
もう一度来てけれ」
死ぬわけにはいかない……
たくさんの大切な人の死を見てきた子どもたちは、
もう誰も死んでほしくない…と呟きます。
震災直後、日本赤十字愛知県支部から報道の代表で
被災地に入ってくださいと言われたあの日、
お医者さま、看護師さん薬剤師さんと宮城県石巻市に向かって
通信車で出発した。
報道は点に過ぎない・・・
ただ、神はいるのだろうか・・・と心から思った。
道一本を隔てて、あまりにも変わるその状況
一瞬の判断がこれほどまでに人の生き死を変えるのか・・・と怖くて震えた。
10年間に出逢った人はたくさんで
一日一日、一瞬一瞬に涙と奇蹟が訪れます。
一人一人に起きた震災は
一人一人の人生を変えた
出逢うことができ
話した子どもたちや
一人一人のみなさんの叫びを今日はつボイさんと伝えます。
想えば繋がる動けば繋がる
生きることがどれだけ尊いことかを教えてもらった子どもたちの想いを胸に…
どうかどうか今日もいい日になりますように……
「生きてけれ あの日なければ 春の波」
2021.3.11中日新聞
大切な日に東北のみなさんと繋がる役割を与えていただけたことに
心から感謝です。
「つボイノリオと矢野きよ実と考える
東日本大震災から10年 南海トラフへの備え」
大好きなリスペクトのつボイさんと
一生懸命お伝えしました。
中日新聞の記者のみなさん・カメラマン・
被災地から体験を伝えてくれた当時8歳だったほのかさん・
減災を研究し伝える先生方・論説委員の飯尾歩さん…
そして聞いてくださったリスナーのみなさんからのメッセージ…
大きな想いが配信されました。
東北のみなさ〜ん
離れているけど、まいにち想っています。ずっとずっと繋がっています!
中日新聞公式YouTubeにてアーカイブお聴きいただけます。
中日新聞WEB、中日新聞公式YouTube、公式Twitterでインターネット音声生配信
https://www.chunichi.co.jp/k/wasurenai311
緒方さん、正史さん、やっちゃん、友美ちゃん……ありがとうございます。
3月11日はつボイさんと喋ります。
つボイノリオと矢野きよ実と考える
「東日本大震災から10年、南海トラフへの備え」が、
中日新聞WEB、中日新聞公式YouTube、公式Twitterで
インターネット音声生配信をします。
「3.11 あの日を忘れない」をテーマに、
つボイノリオさんと矢野きよ実さんをパーソナリティに迎えて
中日新聞社の記者、関係者へのインタビューを交えて
震災から10年を想い、「私たちは何を学ぶことができたのか」。
また、科学的に想定される南海トラフ地震へは
どのように備えるかを一緒に考えます。
3/11(木) 14時〜16時過ぎ
生配信は中日新聞WEB、中日新聞公式YouTube、公式Twitterで
視聴できますので是非お聴きください。
また、明日のCBCラジオ
「つボイノリオの聞けば聞くほど」に矢野さんがゲスト出演します。
時間は11時08分頃〜11時30分頃。
どうぞお聴きください。
※ 詳しくは中日新聞のホームページ >> コチラ から
連日たくさんのみなさんが立ち止まってくださっています。
東北と繋がっています…
連日ありがとうございます。
東京ミッドタウンTHE COVER NIPPON
3月12日まで
※ 東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」の
ホームページは >> コチラ から
コロナ禍で会場にお越しいただけないみなさん!写真でご覧くださいね。
東京ミッドタウンの壁に展示されることは初めてだそうです。
東京ミッドタウンTHE COVER NIPPONのみなさん繋げていただいて
心からありがとうございます。
※ 東京ミッドタウン「THE COVER NIPPON」の
ホームページは >> コチラ から
「JYOUDEKI MOVIE」フェイスブックは >> コチラ から
*トーク&ライブは延期となりました。
トーク&ライブへのお問合せがあまりに多く主催者側との協議の結果
今回は延期させていただくことになりました。
なお、矢野きよ実、中村耕一は静かに在廊いたします。
東京ミッドタウンTHECOVERNIPPONで震災から10年…歌とお話しで繋がります。
https://thecovernippon.jp/20210226_yanokiyomi/
矢野きよ実・中村耕一
トークと歌
「子どもたちの書」被災地での活動の中で生まれた想いを……
3月6日(土) 17:00~
3月7日(日) 14:00~
THE COVER NIPPONは日本中の匠の技、日本独特の「美」に囲まれた
素晴らしい空間です。
その中でみなさんと10年の想いを書と歌で繋がります。
コロナ禍の開催ですので、マスク、除菌など対策をさせていただき実施します
よろしくお願いします。
震災から10年、みんな、いい日になりますように
Calligraphy exhibition -the voices of children in disaster area
3/6(土)~ 3/12(金)
東日本大震災から10年。
被災地の子どもたちの「心の声」を聞くワークショップ「書きましょ」
そこで綴られた子どもたちの心の叫びと矢野きよ実の書を展示します。
「いい日になりますように」
-矢野きよ実 作品展-
店内では、「いい日になりますように」書作品を展示させていただきます。