木祖村の書がCMに!

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 1月 21st, 2023

名古屋の”スミ設備さんのCM”に
木祖村で書かせていただいた
桜の書がテレビ愛知の天気予報に登場します!

※ スミ設備様 CMは >> コチラ からご覧になれます。

 

昨年の春に長野県木祖村の記念行事である
桜の植樹と通水式で
2メートル×1メートル大きな檜の木に書をかかせていただきました。

木祖村は名古屋から木曽川沿いに150km、
木曽川の源流 一滴のはじまりの大切な場所です。
その木祖村の人口は過疎化が進み3,000人を切りました…
人がいなくなれば里山も山も荒れ
川は破壊されます…
ある日唐澤村長が名古屋にやってきて
「木曽川に、木祖村に恩返ししてくれ…」と
涙を流されたんです。
木曽川は愛知岐阜三重400万人がお世話になっている大切な水資源。
その後、木曽川サミットや小学校中学校へ講演会や書を書いたり
何度も何度も行っています。

その木祖村で、名古屋の町の水まわりに関する設備屋さん
スミ設備の鷲見さんと出逢いました。
スミ設備さんは毎年40トンの雪を5時間かけて運んで
名古屋の小学校に雪の滑り台を作ったり
、何年も前から毎年たくさんの植樹をしたり……

大きな檜に書いた書は
「あの日この大原でいっしょに桜を見たね はなれていても君を想うよ」
そう、もしもそこで1人で桜を見ることになってもね、
1人じゃないんです淋しくないんです、
だってあの日一緒に桜を見たから、その日を思えば淋しくないんです。
もう一度
「あの日この大原でいっしょに桜を見たね はなれていても君を想うよ」

私がいなくなって…木が朽ちて…
それでも墨は浮き上がってくれます。絶対消えないの
墨はこの日のために
三重県鈴鹿墨伝統工芸士の
伊藤亀堂さんが磨ってくださった尊い墨です。

繋いでくださったスミ設備の鷲見さんCMに
優しい笑顔でたくさん登場してまーす。
鷲見さ〜ん!ありがとうございます。