心からリスペクトです。伊藤明子さん
私には尊敬する女性がたくさんいます。
活動する姿を見せていただいて後ろを歩いています。
書展に九州から大好きな
日本赤十字九州国際看護大学教授の
伊藤明子さんが来てくださいました。
2011年の3月東日本大震災で日本赤十字愛知県支部の代表で
私は被災地に医師団と向かいました。
病院で最初にお話を聞かせていただいたのは明子さんでした。
明子さんは書の前で涙されました。
自分が紛争地域を去る時が何よりつらい時……
と話してくださいました。
心からリスペクトです。
明子さんは
1988年のカンボジア・ベトナム難民支援に始まり、
紛争地域での医療救援活動を中心に14回派遣され、現場で活躍。
国際赤十字の医療チームを事業責任者として指揮、
国際活動の経験を生かして、国内の大きな災害においても
被災した地域や医療施設のコーディネーターとして支えた活動が評価され、
2017年には顕著な功績のあった看護師等に贈られる世界最高の記章である
フローレンス・ナイチンゲール記章を受賞されました。
名古屋第二赤十字病院の副院長として病院経営に臨み、
後進育成に注力されています。
2017年の授与式で日本赤十字社名誉総裁である皇后陛下御手ずから
記章が授与された姿は今思い出しても感動で涙が出ます。
私たちの近くに素晴らしい女性がいることをお伝えします。