伸ちゃんと安武さんとはなちゃんのみそ汁

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 4月 28th, 2023

帝国ホテルの書道展には留守中にも
たくさんのみなさんが来てくださっています。

大切なミュージシャンの三宅伸治さん、伸ちゃん!
そしてはなちゃんのみそ汁の安武さん、飛騨市長……
ありがとうございます!

無敵の書はたくさんの大切な縁を繋げてくれています。

2012年ベストセラーになり
多くの人に読まれている「はなちゃんのみそ汁」
ちえさんがは結婚直前の25歳の時、乳癌の手術を受けました。
抗がん剤の副作用で諦めていたのに奇蹟的にも妊娠。
出産で再発リスクが高まるため
「命がけで産んだ」のが一人娘のはなちゃんです。
ちえさんは はなちゃんが5歳の時
2008年7月11日に天国に旅立ちました。
千恵さんは全身転移が発覚後
はなちゃん5歳の誕生日に約束をします。
「毎朝、自分でみそ汁をつくること」
遺していく娘が、一人でも生きていけるように・・
「ご飯を作ることは生きることと直結しているから・・
健康で生きるカが身についていれば
将来どこに行っても何をしても生きていける」と。

私は千恵さんにお逢いしたことはありません。
でも今年の7回忌の
「いのちのうた」のステージにいました
それは、がんと闘うちえさんに三宅伸ちゃんが
「清志郎さんと僕がつけている無敵バッチです」と手渡され
いつも千恵さんが付けられていた・・
そんな奇蹟から始まりました。

ご主人の信吾さんから「ぜひ無敵を書きに来てください」と
電話をいただきました繋いでくれたのも伸ちゃんでした
でも私はその年、肺腺癌になり
「いのちのうた」の日には病院のベッドにいました
でも次の年
はなちゃんが歌う横で「無敵」を書くことができました。

その無敵は
熊本の震災で皆さんが開く
大きな命の歌のステージの真ん中に
ありました。

無敵の書が繋いでくれた
大切な大切な縁です。

https://hanamisosoup.com/entry/2023/04/27/094036