野口宏名誉教授

Posted in Diary,Information by yano kiyomi on 7月 8th, 2023

春の瑞宝小綬章を受賞された
愛知医大野口宏名誉教授の
祝賀会に出席させていただきました。

偉大なるお医者さま野口先生は
何度も何度も私の人生を救ってくださいました。

18年前、私は野口名誉教授にお手紙をいただきました。
そこに電話番号が書いてありまして、
当時どですかと言う番組が終わった直後に電話しましたら
なんとすぐさま野口教授と救急救命士の方がAEDを持って走ってこられました
野口教授ご自身でです!
そして「あなたがAEDを広めなさいと。」

2005年セントレア開航の内覧会で
野口教授は
「愛地球博で世界190カ国以上の人が訪れるんだ
楽しい日々を過ごす場所で辛いことがおきてはいけない」
と話され(叫んでくださり!)
万博会場では4人の方が助かったニュースは世界中に広がりました。
それからです!
日本中みなさんが講習を受けて
AEDは広まりました。

あれから18年
AEDで助かった方、AEDのボタンを押した方…
辛い想いをされたご家族からのお話…
講習会やシンポジウム、
また市長の代わりにAEDのお話をさせていただいたり、
AEDを実際に使ってくれた高校生と東京や京都の学会にでたり……
お手伝いをさせていただいています。

感動するのは
救急救命士の方やお医者様は
さっきまで当直だったりお仕事を終わってへとへとなのに
講習会に駆けつけられ動かれます。
命のリレーがどれくらい大切かを
教えていただいています。

そして何より私は人生を救っていただきました。
今から13年前
私の家族の事件の際、野口教授は
「矢野きよ実を救うぞ」と多くの仲間の先生方と
ドーピング検査をしていただき、それを東京の警察と
テレ朝で鳥越俊太郎さん、愛知、名古屋のみなさんに
オープンにして救っていただきました。

辛い時、
泣いてます!と電話口から一緒に泣いてくださり
書道展にはすぐさま駆けつけてくださり……
新幹線でどなたかお医者様はいらっしゃいませんかの
アナウンスで直ぐさま立ち上がり、
市長や知事にも間違いを正し
偉い人は動くんだ!
偉い人は優しいんだ!
人としての生き方と勇気を見せていただいて、
私は毎日野口教授の顔を(その時はえがおです)を想い
ありがとうございますと心から想います。

先生のおかげで今があります。
どうかどうか先生の毎日が
いい日でありますように……

この度はおめでとうございます。